スタッフブログ

動物看護師のです。

先日、セミナーに行ってまいりました。

お題は「RECOVERに基づくエマージェンシー対応と一歩進んだICU看護法」

“RECOVER”とは、獣医療における心肺蘇生のガイドラインです。

このRECOVERの理解を深めて救急の状態が発生したときに、動物看護師も獣医師とともに迅速な初期対応と心臓マッサージのノウハウを学ぶことが今回のテーマです。

そしてICU看護については、重篤な状態から回復する過程での身体状態のパラメーターの意義と動物看護法を学ぶ内容でした。

実習もあり、犬の心肺蘇生モデル（ぬいぐるみ）を使用（本校にもクロちゃんと命名した同じものがあります）したり、胸部圧迫の精度測定のソフトを駆使し、自分がおこなっている心臓マッサージがどれほど効果的なのかを測りました。

そんななか、休憩時間に「先生・・・！」と声を掛ける女子が　そうです4年前に卒業したS田さんでした

大阪のセミナーで卒業生と会うことは多々ありますが、遠征して出席した時の遭遇、そして懐かしく卒業後初めての再会に、驚くとともに声を掛けてくれたことがほんとにうれしかったです

S田さんはもともと愛知県から大阪の本校に入学し、卒後はUターン就職をし、現役動物看護師です

卒業後、動物看護師として中堅に差しあたる4年目（石の上にも３年といいますが、動物看護師も同じ）

飼い主様と動物の安らぎ、笑顔、出会いをしっかりと抱いてこれからも誇りを持って勤めていけるように、と卒業生を送り出すときに毎回思います。

「またどこかのセミナーで再会しようね」と笑顔でバイバイし、名古屋でのセミナーを終えたのでした。