


動物看護士は、人と動物をつなげる「かけ橋」だと思っています。例えば、飼い主さんから問診した動物の様態や症状、入院している動物のサインも見逃さず、体調に変化があれば、すぐ獣医師に報告します。動物医療の現場では動物看護士からの情報がいのちを救うこともあるからです。意外かもしれませんが、動物看護士には、コミュニケーション力が大切なのです。病気の犬が来院したとき、いつからそんな状態で、何を食べ、糞便や尿に異常がないかなど、動物の細かい情報を飼い主さんから聞くこと。また、スタッフ間でもやるべき作業を確認し合うことは、ミスのない看護や治療を行うために不可欠です。他にも、動物を看護するときは声を出して話しかけてあげると、食欲が回復したり、元気になることが多くあります。ペピイの実習授業で「動物には、声をかけて接しなさい」と、何度も言われた意味が今ではよくわかりますね。
動物看護士の行動が動物の命を左右する、そう思うと責任の重さを感じずにはいられません。でも、だからこそ精一杯看護した動物が元気になっていく姿を見ると、がんばってよかったなと思います。